ラベル 【 明治の団地 浅草玉姫町東京市公設長屋 】 目次等 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 【 明治の団地 浅草玉姫町東京市公設長屋 】 目次等 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010年9月13日月曜日

【 町田祐一 『近代日本の小住宅供給事業―辛亥救済会公設長屋について―』 紹介 】
 「明治の団地」関連論文


『日本歴史』 747号 平成22(2010)年8月号 71~87頁

高橋幹夫『明治の団地 浅草玉姫町東京市公設長屋』で取り上げられた公設長屋について、
高橋が存在すら気付かなかった史料―
『辛亥救災会事業一覧』や『東京市養育院月報』等を用い、詳述。

「はじめに」
「一 都市低所得者層の住宅事情と政策」
「二 辛亥長屋の設置」
「三 辛亥救災会の発足」
「四 辛亥救災会の事業」
「おわりに」                    で構成。


参考小冊子 【レンガの長屋 玉姫御殿】


2009年12月14日月曜日

「明治の団地 浅草玉姫町東京市公設長屋」補遺


4章p84 訂正・追加

「共同浴室は石造で、長屋用、労働者用すなわち合宿所用、事務員用に分かれ」ている(注118)、などと書かれています。
  ↓
「共同浴室は石造で、長屋用、労働者用すなわち合宿所用、事務員用に分かれ」ている(注118)、「隔日開場」(注116)などと書かれています。


4章p89 追加

建造の翌年、明治45(1912)年6月のある新聞記事には、
「現在は駄菓子屋、八百屋、豆屋、床屋、貸布団屋、氷屋の六戸が開店していて、
一戸は空家」とあります(注116)。


4章p89 訂正・追加

「この他、「巡査宿泊所2戸」も、あったようです(注137)」
 ↓
「この他、「巡査宿泊所2戸」(注137)や「作事場」もあったようです。
「作事場」では、輸出向けの人形やおもちゃの動物などを作っていたようです(注116)」

4章p91 追加

「明治45(1912)年の『東京毎日新聞』には、
『昨今の公設長屋』という連載記事が載り、
東京市の公設長屋。特殊小学校後援会の玉姫長屋・橋場長屋について
書かれました(注116)」


4章p95 訂正・追加

「別の新聞記事によると、
玉姫長屋の浴場は、住人の「希望者が請負」い、
夫が「三助をして、妻」が「番台に座」わり、「隔日に」営業されていたそうです(注116)」

「作業場では、おもちゃの「刀」などを作っていました(注116)」

「橋場長屋については、どんな建物だったのか、どんな施設、設備があったのか、
まったく分かりません」
   ↓
「橋場長屋は、ある新聞記事によると、
各住戸、「五畳半」の部屋、
畳半分の大きさの押入れ、一畳の広さの「炊事場」、畳半分の「土間」、「便所」と「空地」という間取りで、
「電灯」と「水道」もあり、
1棟に5戸、全体で6棟30戸、
浴場などは無かったようです(注116)」


5章p102 追加

「ちなみにこの時の救済事業調査会の委員21人(注14)のうち、
9人は社会政策学会という学会の会員でした(注15)。 
社会政策学会は、4章に書きましたが、大正2(1913)年、有志が「玉姫町の貸長屋」を見学しています。
救済事業調査会の委員で、見学に参加した人がいたかもしれません」

5章p103 追加

「10月16日、新聞に救済事業調査会の委員の話が載り、
「辛亥救済会の公設長屋も常に満員で結果がなかなか好いそうである」とあります(注16)。
救済事業調査会には玉姫町に東京市が建てた公設長屋のことを知っている委員がいたのです。」


注 訂正・追加

4章 (147) 『社会政策学会論叢 第七冊 「労働争議」』
大正3(1914)年(復刻版 『社会政策学会史料集成 第7巻』 昭和52(1977)年)

(161)『東京毎日新聞』明治45(1912)年6月29日・7月1・2・3日
(神戸大学電子図書館システムで閲覧可)

5章 (14) 『讀賣新聞』大正7(1918)年6月26日朝刊3面

(15) 『社会政策学会論叢 第十一』巻末の「大正七年六月現在 社会政策学会々員名簿」 大正7(1918)年
(復刻版 『社会政策学会史料集成 第11巻 昭和52(1977)年)

(16) 『讀賣新聞』大正7(1918)年10月16日朝刊5面



参考小冊子 【レンガの長屋 玉姫御殿】


2009年11月2日月曜日

正誤表 高橋幹夫『明治の団地 浅草玉姫町東京市公設長屋 The First Public Housing in Tokyo』


以下、誤りがありました。お詫びいたします。 高橋幹夫


4章 54頁 「収支報告と市長あいさつ」2行目

×「4月6日に締め切り」
    ↓
○「4月16日に締め切り」  
※読者の方からご指摘いただきました。ありがとうございます。

4章 「託児所」

86頁9行目 
×「託児場」がある(122)」 
             ↓      
○「託児場」がある(121)」

87頁4行目 
×「そのままになってしまった(124)」
                   ↓      
○「そのままになってしまった(123)」

87頁6行目 
×「「板張り」で(124)」             
           ↓      
○「「板張り」で(125)」


 
3章112頁(6)(13)・120頁(99)・121頁(127)・125頁(12)

×『日本任代都市社会調査資料集成1 東京市社会局調査報告書1』
     ↓
○『日本近代都市社会調査資料集成1 東京市社会局調査報告書1』



参考小冊子 【レンガの長屋 玉姫御殿】


2009年3月9日月曜日

【 下宿屋という近代 】 目次等



『 下宿屋という近代 Geshukuya, A Modern Age Tokyo 』

高橋幹夫 著  平成19(2007)年 住宅総合研究財団 発行


所蔵図書館
石川・大阪・香川・神奈川・千葉・東京・新潟・宮城・山梨・福岡・文京の各都府県区立
ベルリン国立 等

概要
明治、大正、昭和と、日本の近代化と共に、東京への流入人口の受け皿として機能、
同時代の、欧米由来の様式・工法による同潤会のアパートメント等とは異なる、
自然発生的な集合住宅であった下宿屋を、文献等に基づき詳述した。


目次

【 1章   下宿屋という近代 】
       下宿屋の始まり
       武家屋敷跡や寺の境内に建った下宿屋
       下宿屋という近代

【 2章   下宿屋の暮らし 
       書生と女中さん
       客室
       床の間
       調べ方
       朝食のしたくと火鉢の炭火つけ
       洗面
       新聞配り
       ふとんの上げ下ろしとそうじ
       上げ膳下げ膳
       賄い
       『天井の写るみそ汁』、替え歌、『ひつ換い』
       戦時下の賄いと『どんぶり飯』
       食材の仕入れ
       女中さんの呼び方、手を叩く、呼鈴を鳴らす
       下宿人の呼ばれ方、~番様
       来客の取次ぎ
       お茶、お菓子
       客膳、お酒
       お使い
       電話
       風呂
       下駄、靴の手入れ
       心付け
       洗濯
       貸本屋
       空き間あり
       引越し

【 3章 下宿屋と旅館の間 
       宿屋のおきて
       下宿屋と旅館の兼業
       旅館としての下宿屋
       下宿屋に泊まる

【 4章 下宿屋長者 
       下宿屋長者
       資産家の下宿屋、下宿屋の資産
       『下宿屋の株』
       区議会議員だった下宿屋
       下宿屋の名物恒例行事

【 5章 下宿屋のイメージ 
       現代の下宿屋-家庭的で人情がある
       明治・大正の下宿屋-非家庭的で人情がなく営利的
       自由だった下宿屋
       下宿人の堕落と近代都市

(以上)


関連書籍等

『貼雑年譜』156-157頁に乱歩経営下宿屋の広告・平面図。
『屋根裏の散歩者』は、下宿屋が舞台。


2009年2月18日水曜日

【 明治の団地 浅草玉姫町東京市公設長屋 】 目次等





『明治の団地 浅草玉姫町東京市公設長屋
The First Public Housing in Tokyo 』

高橋幹夫 著 平成20(2008)年 住宅総合研究財団 発行

所蔵図書館
石川・富山・大阪・三重・香川・神奈川・千葉・東京・新潟・宮城・山梨・愛知・岐阜 の各都道府県立

台東区立中央・同石浜・練馬区立貫井・文京区立水道端・北区立分室・武蔵野市立中央・札幌市立中央



概要 

明治時代の末、東京市が、浅草の玉姫町に作った公設長屋は、
木造2階建てながら、
日本の集合住宅、公営住宅の歴史上、
東京市の古市場住宅や同潤会のアパートメント等に先立つものである。

当時の新聞記事等に基づき詳述、
平面図や外観写真等も掲載。 
前後の時代の公営住宅等の動向にも言及した。


目次
【 1章  はじめに 

【 2章  玉姫以前 】
      ① 八戸積善会住宅
      ② 竜宮館
      ③ 三福長屋

【 3章  災害や経済的困難と公的住宅 】

      ①八戸積善会住宅
      ②横浜市 市設 久保山住宅
      ③大阪市 市設 築港住宅・櫻宮住宅
      ④東京市特殊小学校後援会 鮫橋長屋
      ⑤同潤会

【 4章 東京市が玉姫町に建てた長屋 】

 ・ いきさつ
      ①東京市の公設長屋(後の辛亥救済会貸長屋)
      ②玉姫小学校児童保護者収容所
      ③東京市特殊小学校後援会 玉姫長屋
        ・ 寄付の呼び掛け
        ・ 芸者さんたちからの寄付
        ・ 経済界などからの寄付
        ・ 政治家からの寄付
        ・ 華族などからの寄付
        ・ 寄付の締め切り
        ・ 募金の使い途の決定 社告と連載記事
        ・ 収支報告書と市長あいさつ
        ・ 着工から完成まで
        ・ 落成式

 ・ 住まい・設備・施設
     ①玉姫小学校児童保護者収容所
     ②東京市の公設長屋(後の辛亥救済会貸長屋)
        ・ 敷地
        ・ 長屋
        ・ 浴場
        ・ 職業紹介所
        ・ 託児所
        ・ 集会所兼娯楽室
        ・ 商品販売所
        ・ 評判

     ③東京市特殊小学校後援会 玉姫長屋・橋場長屋

  ・ 帝国大学出身の設計者

【 5章 玉姫以後 】


          (以下、1~5章 中扉より)

明治33(1900)年頃   竜宮館
明治36(1903)年     八戸積善会住宅
明治45(1912)年以前  三福長屋
明治44(1911)年     玉姫小学校児童保護者収容所
               浅草玉姫町 東京市 公設長屋
明治45(1912)年    東京市特殊小学校後援会 橋場長屋
               同                玉姫長屋
大正 3(1914)年     東京市特殊小学校後援会 鮫橋長屋
大正 6(1917)年     秋田県慈善協会 貸長屋
大正 7(1918)年     米騒動
               大阪救済事業後援
               細民住宅改良要綱
               平民宰相 原敬
               小住宅改良要綱
大正 8(1919)年     横浜市 久保山住宅
               大阪市 築港住宅・櫻宮住宅
               住宅改良助成通牒要綱
               住宅低利融通
               東京府慈善協会 日暮里町金杉 小住宅
大正13(1924)年    同潤会

(以上)


参考小冊子 【レンガの長屋 玉姫御殿】